【ナラタージュ】月刊行定勲 6/30 OAメモ
月刊行定勲 6/30 OAの あくまでも 自分メモです〜〜〜
責任はとりませ〜〜〜ん←
ナラタージュ完成しました〜、というお話から。主題歌発表待ちだったようで。
以降監督のお話。
主題歌の話
作ってる人は野田洋次郎くんです。
この人は天才ですね、野田くんは。
本当にいい曲書くな。
この映画のために計3曲くらい書いたんでは。
僕らも粘った、野田くんに対して。本当いい曲書いてくれた。
映画を邪魔してもいけないし共存しなきゃいけないしっていうことがもう見事に。(見事、を力強く仰ってた)
歌詞は完璧です。
adieuって方がシークレットなんですけど、僕も会ったことないです。(監督が会ったことないの???え、じゃあ架純説なし???)
その人の声がこの歌を歌うんですけど。
試写会やった話
みんな観た人がね、非常にこう映画、曲もよかったねぇ〜〜(しみじみと仰ってました)って
初号試写っていうのがあってそこに。
0号試写っていうのはもう随分前に観てるんですよ僕たち。下手すると半年前とかに観てるのかな、4、5ヶ月くらい前に。それから空いてるじゃないですか僕も。
で最後の曲だけが入った、ダビングはして、ミックスはして、そこしか観てないです。後半しか。
で全体をちゃんと観るんですよ、二時間強の映画。
観てね、すぅんごいラストシーンが良かったんです。
ラストシーンが良くて、音楽が入って、終わるんだけど、
観終わった後ね、なんかすごくね、自分の映画であんまりこういう充足感っていうか、あんまりなかったんですよ今まで。
「GO」の時とか有名な話ですけど、出口一番近いところで観ましたからね。で終わって、映画が終わるじゃないですか、「GO」ってなんか俺の中では傑作って言われてるのに、俺はもうものすごい自信がなくて、窪塚とか原作者金城くんとかがいる、真ん中で観てるんだけど、俺、いちばーーん後ろのいちばーーん端っこ、出口に一番近いところ。でエンディングロールが上がりはじめるじゃないですか、で、音楽が終わってまだ暗いうちに、とりあえず出て、どうしよう、トイレ一回入ったんですよ。で「監督〜監督〜」って呼ばれるんだけど「監督どこいるんだよ〜」ってみんなで探してる声を、出ていけないくらい、ビビってたような人間ですから。
あんまり自分の、みんなが初めて観る時ってやっぱり未だに苦手で。
でもね、その僕が、なんかね、ちが、良かったんですよー。
良かったから、あと何回か観る機会があったんだけど、観ない!笑
もういい思い出のまま、記憶のまま、この映画をみなさんに観てもらう。
まあもちろん観る機会はまだいっぱいあるんですけど、僕自身は。映画祭で観なきゃいけない、とかね(映画祭出すの?!?ってあれか、釜山あたりのはそうらしい、ってあったね笑TIFFはどうなんだろうか)
ただ、まあ、僕にとってはすごく充足感のある、それもこの曲最後に曲が入って締まった形でちゃんときっちり終われたっていうのは、非常にやっぱり総合力だなーと映画は。
どんなパートでも、主題歌も含めてね、やっぱり後味が良いっていうことですよね。
なんかこうすごく納得できるっていうか。
ここに涙する方もいるんじゃないですかねぇ。この最後の曲を聴いて。
(司会:映画「ナラタージュ」は10月7日から全国ロードショーということなんで)
もうねどんどんもう試写会のーとかやれーなんだとか色々ね、映画祭のプログラマーに見せたりとかも始まってますから。
英語字幕も入って。
かなりーなんかこう気合いが入って行くと思うんですけど。
ナラタージュ評
でね、初号試写にね、あのー結構あのー大ベテランの、えーと日本映画の有名なある批評家の方とまあこれも映画祭のプログラマーの方と一緒に観に来てもらったんですよ。ま観てもらうと。
いやーなんかね、お二人とも、もう還暦越えの方達なんです。ね、還暦を越えてる二人が、男女ですよ、もう「男とは・女とは」もういろんなこと言ってました。
「松潤がーなんかこう、こう、なんだろ、抑え込まれて抑圧されたこの芝居が良かったよね」みたいな。で「もうこの有村架純がまたねぇ〜良い、すごく繊細で良いんだけどもうなんだろな〜もーみんなこう翻弄されてるよね」みたいな。「でも〜」って男の方が言ったら、
「何言ってんのよ、男なんか、駄目なのよ」みたいな。もうなんかね回春してるというか、若者に戻ってるっていう。そのお年をめした方達なんだけど、もう恋っていうのは永遠のテーマなんでしょうね。もうこれは恋愛映画だと。まるで自分がその時の気持ちに戻ってるかのように、今恋してるみたいな、発言をみんながね、延々してて帰らないんですよ。立ち話で。そんな映画です。
(司会:なんか映画みたあとに語り合いたくなるよな。自分の恋愛論ぶつけちゃうぞって)
そう。
綺麗事がない。
僕はね、坂口健太郎くんなんか出てるんだけど、すごく良いな、と思ってね。綺麗、やっぱカッコいいかなって思うんだけど、「坂口健太郎がねそんなカッコよく映ってないのが良いね」って言ってるから、もうめちゃくちゃ褒め言葉なんですよ。
要するに。かっこいいじゃないですか、坂口くんって今をときめく感じでしょ?いや、なんかね、そうじゃないクセが、この人らしい人間臭さが映ってるからカッコよくないっていう言葉に変換されて、口をついてしまうっていうね。
僕はすごく良いと思うんですよ、あのね、基本かっこいい人たちが大体俳優とか女優とかやってらっしゃいますけど、やっぱ醜い部分っていうのがちゃんと共存してなきゃいけない。美しいものと醜いものが女優さんの中に両方映るのがやっぱ映画だと思ってて。ブッサイクな顔してんなーとか、架純ちゃんにも「いやーこのブサイクな顔が良いんだよねー」って。このカット際カット尻のこのカットで切れる瞬間の、とか。とかよく言ってましたから現場でも。でもそう言われてると架純ちゃんも嬉しそうな顔してるんですよ。そういう顔をしてるってことですよね。
(司会:大人な恋愛がポイント..)
あ、そうです、言ってました。だから「今気づいたのかー」ってみんな思いますかね、大丈夫?(ここ上手く聞き取れず)
でも、大人の恋愛映画ってなんで今頃?やっぱいまどき、やっぱりそういうことなんですよね、やっぱり世の中が、やっぱりどっちかというと子供っていうか若い人たちティーン向けっていうかね、っていう恋愛映画が増えたんで、
そうじゃないっす、ちょっと大人の、だからそういう意味ではティーンの人たちも、背伸びして観て欲しい映画です。
あのそういうのってあるじゃないですか、昔から。で10年後に観たら、この映画の核が分かる、っていうね。だから若い頃にちょっとわからないかな〜中学生とかには、ま、高校生くらいから分かる子たちがもう何人かいて。もちろん大学生はもちろんもうそのまんまなんだけど。でも40代50代の人たちが観ても、楽しく観れる。楽しく、っていうか結構ワクワクして観てますからねぇ。
(司会:今日はナラタージュ情報がたくさん)
あ、ちょっと言い過ぎた?!?!笑笑 やばいやばいやばい笑 ちょっとやばいねぇ。あのーもっと勿体ぶらなきゃいけない笑 しーしー笑
斎藤工から
ここで斎藤工さんからコメントが〜〜〜(「」が工くん発言)
「今ね、僕が一番観たい映画は行定さんの『ナラタージュ』。はい、本当に行定さんのその映画との向き合い方、作り方、そのペースも、人との出会いも含めて、ほんとに新作、ね、あのメールもさせていただいたんですけどね、めいなさん(音楽担当の方ですね。めいなCo.さん)とのタッグ。僕はあの『GO』というね作品の実はオーディションにあのーもう役者始めた直後に行って、でその『GO』の原作をオーディション行くんで読んでとんでもなく影響を受けて、これがどうなるんだって映画館に行ったらめちゃくちゃ面白くなっててさらに。だから僕の中に行定さんっていう存在はもうね、師表というか、ほんとにあのーターニングポイントになってる方なので。いつかね、そういう映画の現場でもまたご一緒できれば。頑張ります。」
ほんとにありがたい言葉を戴きました。
あのー『昼顔』もすごく絶賛公開中で。「あ、そうですね」調子も良いのでね。
僕らは、ナラタージュチームは、昼顔よ、当たってくれ。っていう。
「なるほど」
流れが、ラブストーリーの、大人のラブストーリーにシフトしていくっていうね
「うんうん」
だから、そういう意味でも僕らはちょっと連携しているという
「なるほど」
って思ってます笑
「なんか嵐のファンの方に怒られるかもしれないんですけど、ね、松潤さんが、ちょっとそのなんていうんだろう、普段のオーラを消すっていうような、なんかこー事をされてるんじゃないかっていう、ビジュアルとかでちょっと予想してる方とかいて。それが「昼顔」の僕が演じている北野っていうーまあそれも先生なので、ちょっとその方向なんじゃないか、みたいな」
ほんとそうだよねぇ。北野"先生”ですよね。「そうなんですよね。なのでそんな松本さんもね、僕是非スクリーンで観たいなと思ってますので、はい。」
ありがとうございました。
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たっぷり!!!
監督ありがとうございます!!!
いくつか自分が気になったところについて。
・主題歌がとても良い、という話。
名作って音楽とシーン共にみんながわかるものじゃないですか。「ナラタージュ」も主題歌・映画共にそうなったらいいな、とすごく思うし、期待しちゃう!!
・監督がナラタージュ観終わった時には充足感があったことについて。
監督、出来に大満足って受け取って良いんですね?!?!笑 ますます、楽しみになりました。
・試写会での反応。
還暦越えた大の大人が「男って、女って」でやんや言い合っちゃうって、「面白かったね」とか「かっこよかった〜キュンキュンした〜」とかだけでは終わらない映画ってことですよね!!!そういうの、好きだな。
立ち話しちゃってみんな帰らない、そんな映画。って面白くない?!?!
そして松潤に対する、「抑圧された演技が良かった」って映画界の方が言ってくださったの、嬉しいねぇ!!
・ブサイクな顔する話。
架純ちゃんってブスになったり可愛くなったりするのがほんと上手だよな!!って今ちょうど、「ひよっこ」でひしひしと感じているところです!ちょっとおブス。でも島谷さんといて笑う時のみね子はめっちゃ可愛い。ちょっと恋してる?!時は可愛くて、ウエイトレスやってる普通の女の子、な時は市民レベルの可愛さにできる有村架純。すごいと思ってるんだけど。
ナラタージュでも苦悩する醜い時と、葉山がいう「感じの良い顔」をする時と、、あるんだろうな、と思うと楽しみです。
・大人の恋愛映画
ナラタージュ原作に関して監督が仰ってたんだっけ?「恋愛偏差値がわかる話」みたいなこと。そうなんだよなー1回目読んだ時ぶっちゃけあんま意味わかんなくて。で恋愛偏差値云々聞いて、そうだよ、私偏差値激低いもんなーと思いました。(いらぬ告白)
何度か読み返して噛んで味わううちに、ちょっとわかってきたつもり。
スイートなティーン向き胸キュン映画の存在も文化だし、それはそれで楽しいし、全然ありだけど、確かに大人な恋愛映画減ってる気がしていたので、「昼顔」と共に盛り上がれると良いですよね!「昼顔」観に行かなきゃ。
斎藤工と松本潤のトーク番組とかないかな〜〜映画について話すとか〜〜
ざっとですが。まとめました。
あ、あと今朝(7/1朝)フライヤー第二弾配布でしたね!!!第一弾もとっても素敵だったけど、第二弾がこれまた!!!!!
今度はシャワーシーンが大きく掲載されています。そして小野くんはじめ演劇部の他のメンバーも!!!
次のナラタージュイベントは、adieu及び主題歌の発表と前売りかな〜〜